2002.4月のデータ(2002/04/01の湿原風景) |
湿原の少し山側にある沢沿いや「散策路図」の5番の奥の方ではミカワバイケイソウが咲いています。 画像は湿原の山側にある沢沿いのものですが、湿原内のものはこれから花数が増えてきます。 ゴールデンウェークはカザグルマとミカワバイケイソウが同時に楽しめます。 |
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「散策路図」の2番と4番付近では、カザグルマが咲き始めました。 白く花弁のように見えるのは萼片で、花弁はありません。 この画像の花は、なぜか萼片が6個ですが普通は8個あります。 つぼみのものも多くあるので、ゴールデンウェーク後半でも十分楽しめそうです。 |
湿原の少し山側にある沢沿いでは、ミカワバイケイソウが咲き始めました。 例年より一週間から10日程早い開花です。 もう少しすれば、「散策路図」の3番、5番付近でも見られるようになります。 今年は、まずまず多くの花が見られそうなので楽しみです。 |
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「散策路図」の2番付近では、カザグルマのつぼみが膨らんでいます。 この様子だと、ゴールデンウィークには真っ白な大輪の花が見られそうです。 |
湿原の周辺では、マルバアオダモが咲き始めました。 マルバアオダモは湿原を囲むように、随分多くあるのですが普段はあまり気付かず、花が咲いてこんなにも本数があったのかと実感します。 花のピーク時には、樹全体がまるで雪をかぶったかように見えます。 |
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「散策路図」の1から3番付近では、ヤブデマリが咲き始めました。 真っ白な飾り花が、とても印象的です。 その飾り花は、よく見ると1個だけ極端に小さくなっていますが5弁あります。 |
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駐車場から湿原へ至る小径や湿原周辺では、コバノガマズミが咲き始めました。 これより、1ヶ月ほど遅くに咲くガマズミと似ていますが、コバノガマズミの葉柄はとても短いです。 秋には、真っ赤な奇麗な実を付けるので、この時期も注意してみておきたいものです。 |
湿原のあちらこちらで、ハルリンドウが多く咲き見頃の状態です。 特に「散策路図」の6番付近では群生していますので見応えがあります。 ハルリンドウは陽に敏感で晴れていないと開きません。 |
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湿原周辺では、スルガテンナンショウが咲いています。 マムシグサの付属体は先端がこん棒状なのに対し、こちらは先端が鍵状にくびれているのが特徴です。 雌雄異株であるので、雄花・雌花を探して歩くのも楽しいものです。 なお、この仲間は栄養状態によって雌雄が決まるといわれています。 |
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