2002.4月のデータ          

 

(2002/04/01の湿原風景)


【2002.04.27】
 
ミカワバイケイソウが咲いています。
 カザグルマが咲き始めました。
 
 湿原の少し山側にある沢沿いや「散策路図」の5番の奥の方ではミカワバイケイソウが咲いています。
画像は湿原の山側にある沢沿いのものですが、湿原内のものはこれから花数が増えてきます。
ゴールデンウェークはカザグルマとミカワバイケイソウが同時に楽しめます。
 「散策路図」の2番と4番付近では、カザグルマが咲き始めました。
白く花弁のように見えるのは萼片で、花弁はありません。
この画像の花は、なぜか萼片が6個ですが普通は8個あります。
つぼみのものも多くあるので、ゴールデンウェーク後半でも十分楽しめそうです。
 その他、
●ハルリンドウの花は、そろそろ終わりです。
ヤブデマリオカタツナミソウが咲いています。


【2002.04.20】
 
ミカワバイケイソウが咲き始めました。
 カザグルマのつぼみが膨らんでいます。
 
 湿原の少し山側にある沢沿いでは、ミカワバイケイソウが咲き始めました。
例年より一週間から10日程早い開花です。
もう少しすれば、「散策路図」の3番、5番付近でも見られるようになります。
今年は、まずまず多くの花が見られそうなので楽しみです。
 「散策路図」の2番付近では、カザグルマのつぼみが膨らんでいます。
この様子だと、ゴールデンウィークには真っ白な大輪の花が見られそうです。
 その他、
●ニョイスミレが見頃です。
オカタツナミソウオオバウマノスズクサが咲き始めました。


【2002.04.09】
 
マルバアオダモが咲き始めました。
 ヤブデマリが咲き始めました。
 コバノガマズミが咲き始めました。
 
 湿原の周辺では、マルバアオダモが咲き始めました。
マルバアオダモは湿原を囲むように、随分多くあるのですが普段はあまり気付かず、花が咲いてこんなにも本数があったのかと実感します。
花のピーク時には、樹全体がまるで雪をかぶったかように見えます。
 「散策路図」の1から3番付近では、ヤブデマリが咲き始めました。
真っ白な飾り花が、とても印象的です。
その飾り花は、よく見ると1個だけ極端に小さくなっていますが5弁あります。
 駐車場から湿原へ至る小径や湿原周辺では、コバノガマズミが咲き始めました。
これより、1ヶ月ほど遅くに咲くガマズミと似ていますが、コバノガマズミの葉柄はとても短いです。
秋には、真っ赤な奇麗な実を付けるので、この時期も注意してみておきたいものです。
 その他、
●ニョイスミレが咲き始めました。
●カマツカ、カザグルマのつぼみが膨らんでいます。


【2002.04.01】
 
ハルリンドウが見頃です。
 スルガテンナンショウが咲いています。
 
 湿原のあちらこちらで、ハルリンドウが多く咲き見頃の状態です。
特に「散策路図」の6番付近では群生していますので見応えがあります。
ハルリンドウは陽に敏感で晴れていないと開きません。
 湿原周辺では、スルガテンナンショウが咲いています。
マムシグサの付属体は先端がこん棒状なのに対し、こちらは先端が鍵状にくびれているのが特徴です。
雌雄異株であるので、雄花・雌花を探して歩くのも楽しいものです。
なお、この仲間は栄養状態によって雌雄が決まるといわれています。
 その他、
●メギが咲き始めました。
フモトスミレマキノスミレタチツボスミレニオイタチツボスミレなど多くのスミレが楽しめます。
●ミツバアケビ、アケビが咲いています。



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