2011.5月のデータ         



(2011/05/03の湿原風景)

20110503

【2011.05.21】
 クロミノニシゴリが咲き始めました。
 マユミが咲いています。
クロミノニシゴリ

 クロミノニシゴリの大半はつぼみですが、画像のように咲き始めた個体もあります。湿原内のあちこちで見ることができます。
この樹は、「東海丘陵要素」の植物のひとつで、その分布は限られています。
<P.43>

マユミ  湿原周辺の林縁では、マユミが咲いています。
よくしなうので、この木で弓を作ったことから名が付いているそうです。
花は画像のように地味ですが、実の時期は橙赤色の果実が綺麗です。
<P.39>

 その他、
●イボタノキ、ウメモドキ、ネジキ、イヌツゲなどつぼみを膨らませています。
エゴノキカザグルマが咲いています。



【2011.05.07】

 モチツツジが咲いています。
 オカタツナミソウが咲き始めました。
モチツツジ

 湿原周辺の雑木林の林縁では、モチツツジが咲いています。
萼や花柄が粘ることから名が付いています。
湿原周辺の雑木林は茂りすぎ、日当たりの悪化とともにこのモチツツジやヤマツツジが随分と減ってしまったのが残念です。
<P.33>

オカタツナミソウ  湿原近くにある沢沿いでは、オカタツナミソウが咲き始めました。
花の形が何となくユーモラスで見ていて楽しくなる花です。
<P.36>

 その他、
ハルリンドウ、ニョイスミレ、ヤマツツジ、ヤブデマリ、カマツカ、マルバアオダモ、コバノガマズミ、オオバウマノスズクサなどが咲いています。
●湿原周辺の山腹では、クロバイの白い花が目立ちます。



【2011.05.03】

 ミカワバイケソウが咲き始めました。
 オオバウマノスズクサが咲き始めました。
ミカワバイケイソウ

 湿原近くの沢沿いでは、ミカワバイケソウが咲き始めました。
ミカワバイケソウは、花が多く見られる年と、そうでない年の差が大きい傾向があります。
今年は残念ながら裏年のようで、花は極めて少ない状態です。
<P.30>

オオバウマノスズクサ  湿原周辺の雑木林の林縁では、オオバウマノスズクサが咲き始めました。
画像のように花は独特の形をしています。この果実が馬に付ける鈴に似ることから名が付いているようです。
果実の時期も忘れずに観察することをお勧めします。
<P.33>

 その他、
ハルリンドウ、ニョイスミレ、ヤマツツジ、モチツツジヤブデマリ、カマツカ、コメガヤ、マルバアオダモ、ムベなどが咲いています。
●湿原周辺の山腹では、クロバイの白い花が目立ちます。



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