2014.7月のデータ         



(2014/07/26の湿原風景)


【2014.07.26】
 
ミミカキグサの花が増えています。
 
ミズギクが咲き始めました。

 湿原のあちこちで、ミミカキグサの花が増えています。
同じ仲間の、ムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサも咲いています。
この仲間は、南方暖地に分布の中心がある植物で、これから暑くなるにつれ湿原のいたる場所で見られるように花数が増えていきます。
<P.64>

 「散策路図」の12番付近では、ミズギクが咲き始めています。
花の盛りは、これからで8月半ばにかけて花数が増えていきます。
この植物は、北方寒地に分布の中心があり植物であり、ミカワバイケイソウやイワショウブと同様に氷河期の遺存植物と言われています。近縁には高山植物のウサギギクがあります。
<P.67>

 その他、
モウセンゴケトウカイコモウセンゴケミカヅキグサノリウツギノギラン、ノカンゾウ、リョウブなどが咲いています。



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