2010.9月のデータ         



(2010/09/04の湿原風景)

20100904

【2010.09.23】
 イワショウブが咲いています。

イワショウブ

 湿原のあちこちで、イワショウブが次々と開花しています。
特に「散策路図」の12番付近では多くの株が見られます。
イワショウブは本来亜高山帯の湿地に生える植物ですので、標高わずか50〜60mの葦毛湿原で生えることが珍しいことなのです。
<P.77>

 その他、
シラタマホシクササワシロギクが咲いています。
サワヒヨドリキセルアザミが咲き始めています。


【2010.09.12】

 シラタマホシクサが見頃です。
 サワシロギクが見頃です。

シラタマホシクサ

 湿原のあちこちで、シラタマホシクサが見頃になりました。
昔をおもうと大きな群落は縮小してしまったのが残念ですが、それでも湿原のあちこちで見られるのは嬉しいことです。
花茎には4〜6本の稜があり、それがねじれていることで細い花茎を補強しています。
今月下旬頃までは十分楽しめます。
<P.73>

サワシロギク

 湿原のあちこちで、サワシロギクの花数が増えてきました。
花をじっくりと観察すると、花弁の数やその形状(先端の丸さ)など結構変異があるのに気づきます。
<P.73>

 その他、
キセルアザミが咲き始めました。
イワショウブの早い個体が咲き始めましたが、大半はつぼみです。
サワヒヨドリが今にも咲きそうです。
ヌマガヤやアブラガヤの穂が目立ちます。
●ミズオトギリ、ヒメシロネミカヅキグサミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサノリウツギなどが咲いています。



【2010.09.04】

 シラタマホシクサが見頃になってきました。
 ミズギボウシが咲いています。
シラタマホシクサ

 湿原のあちこちで、シラタマホシクサが見頃になってきました。
まだ満開という状態ではありませんが、花が咲き始めの方が茎が青々とし、花の白さとのコントラストが綺麗です。
今月下旬頃まで楽しめます。
<P.73>

ミズギボウシ

 湿原のあちこちで、ミズギボウシが咲いています。
早いものは7月下旬頃より咲き始め、現在も幾つもの株が花を咲かせています。
根元にある葉は、他の植物に埋もれ見にくいですが、葉も観察もお薦めします。
葦毛にはありませんが、コバギボウシととてもよく似ています。
<P.61>

 その他、
サワヒヨドリイワショウブキセルアザミのつぼみが膨らんでいます。
ヌマガヤやアブラガヤの穂が目立ちます。
●ミズオトギリ、ムカゴニンジン、ヒメシロネミカヅキグサミミカキグサムラサキミミカキグサホザキノミミカキグサノリウツギなどが咲いています。


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