2022.11月のデータ         



(2022/11/07の湿原風景)


【2022.11.21】
 ホソバリンドウが咲いています。
 イズセンリョウの実が目立ちます。

 一ヶ月程前には、木道から離れた場所で咲いていたホソバリンドウですが、今は木道近くで咲いています。
「散策路図」の17番付近見られますが、曇りや雨の日は開花しません。
山野に生えるリンドウの湿原型で葉が細いのが特徴です。このように湿原型ということで貴重な植物ですが、年々数が減っているのが心配です。

 湿原から背後の尾根に向かう登山道沿いでは、イズセンリョウが白い実をつけ目立ちます。
雌雄異株ですので、実のなる木とそうでないものがあります。
伊豆山神社に多いことで名がついており、今から冬まで、この白い実が見られます。

 その他、
●極端に背と低くしたミミカキグサが咲いています。
●ウメモドキ、センリョウ、マンリョウなど赤い実が目立ちます。



【2022.11.07】

 ヤマラッキョウが咲いています。
 背を低くしたミミカキグサが咲いています。

 「散策路図」の16、18番付近ではヤマラッキョウが咲いています。
周りの草が茂ってきたのが原因なのか、最近は花数が少なくなったのが気になっています。

 湿原内のあちこちで、極端に背を低くしたミミカキグサが咲いています。
この時期は背が低いだけでなく、花が大きく色も濃くなり。
夏の暑い時期が盛りの植物ですが、葦毛湿原では強い霜が降りるまで咲いています。

 その他、
スイランスズカアザミが咲いています。
イワショウブの実の状態が見られます。
ヌマガヤ、イヌノハナヒゲの穂が目立ちます。



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