2023.5月のデータ         



(2023/05/02の湿原風景)


【2023.05.27】
 バイケイソウが見頃です。
 テイカカズラが見頃です。

 湿原近くの沢沿いではバイケイソウが見頃です。
ミカワバイケイソウの花より一ヶ月程遅れてバイケイソウの花が見頃になります。
よく観察をすると、ミカワバイケイソウと同様に花茎上部には両性花をつけ下部は雄花をつけます。
なお、花を独特の匂いがあります。


 湿原周辺の林縁では、テイカカズラが見頃です。
船のスクリューを連想するような花と、ドリルの刃のように捩れた蕾も見ていて楽しくなります。

 その他、
ハンカイソウクロミノニシゴリが見頃です。
●ミヤコイバラ、ソヨゴ、イヌツゲ、ウメモドキ、イボタノキ、ネジキなど樹木の花が咲いています。
モウセンゴケトウカイコモウセンゴケが咲き始めました 。




【2023.05.20】

 クロミノニシゴリが咲き始めました。
 ネジキが咲いています。

 湿原内のあちこちで、クロミノニシゴリが咲き始めました。
サワフタギに似ていますが、果実が黒く熟すことから名がついています。
これは東海丘陵要素の植物であり、湿地などやや湿った所に生えます。
また、シロシタホタルガがこの葉を食草としており、その幼虫の食欲が旺盛なのには驚かされます。


 「散策路図」の15番付近などで、ネジキが咲いています。
幹がねじれているように見えることから名がついています。
可愛い花を下向きに咲かせ、花が終わり果実になると上を向くようになります。

 その他、
●湿原近くの沢沿いでは、バイケイソウが咲き始めました。
ハンカイソウが見頃です。
●ミヤコイバラ、ソヨゴ、イヌツゲ、ウメモドキ、イボタノキ、テイカカズラなど樹木の花が咲いています。
タンザワウマノスズクサが咲いています 。



【2023.05.13】

 ハンカイソウが咲き始めました。
 ミヤコイバラが咲いています。

 「散策路図」の1番付近では、ハンカイソウが咲き始めました。
写真のように完全に平開していませんが、これから大輪の花が楽しめるようになります。


 湿原周辺あちこちで、ミヤコイバラが咲いています。
花はノイバラにとても良く似ていますが、花期はそれよりやや遅く、葉は優しい感じがします。
ノイバラとは異なり、花柱に毛があることで区別できます。

 その他、
カザグルマタンザワウマノスズクサが咲いています 。
ミカワバイケイソウの花は終わりました。
エゴノキ、マユミ、ガマズミ、テイカカズラなど樹木の花が咲いています。
●イボタノキが花盛りです。今年は、特に花付きが良い状態です。



【2023.05.02】

 ハンカイソウのつぼみが膨らんでいます。
 マユミが咲いています。

 「散策路図」の1番付近では、ハンカイソウのつぼみが膨らんでいます。
このつぼみは、カボチャを連想させるような形をしています。
中旬頃には、大輪の黄色の花を見せてくれます。


 湿原周辺の林縁では、マユミが咲いています。
花はとても地味ですが、秋には橙赤色の巾着のような果実からはじける種子の様子が美しいです。

 その他、
ミカワバイケイソウカザグルマが見頃です。どちらも今年は花数が多く楽しめます。
エゴノキ、ソヨゴが咲いています。
ハルリンドウは盛りを過ぎました。
モウセンゴケの葉が生き生きとしています。
●湿原周辺では、タンザワウマノスズクサが咲いています。今年は花付きが良いようです。
●湿原周辺では、オカタツナミソウなどが咲いています。



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