2023.11月のデータ         



(2023/11/03の湿原風景)


【2023.11.23】
 イワタカンアオイが咲き始めました。

 湿原周辺の雑木林ではイワタカンアオイが咲き始めました。
花は落葉に埋もれるように咲くので、落葉を掻き分けて観察することになります。
葦毛湿原周辺には、イワタカンアオイの他にヒメカンアオイも見られます。
イワタカンアオイは、ヒメカンアオイより花が大きく、萼筒も長いなどの違いがあります。

その他、
ホソバリンドウスイランヤマラッキョウが咲いています。
●背を低くしたミミカキグサが咲いています。
キセルアザミ、スズカアザミなどが咲いています。
●湿原周辺の雑木林では、ヒメカンアオイが咲いています。
●ウメモドキ、センリョウ、ソヨゴなどの赤い実が目立つようになりました。




【2023.11.16】

 ホソバリンドウが咲き始めました。

 「散策路図」の17番付近でホソバリンドウが咲き始めました。
2週間程前には「散策路図」の20番付近で咲いていましたが、木道から離れているので撮影も観察もできませんでした。
しかし、こちらは木道のすぐ横ですからじっくりと観察することができます。
山野に生えるリンドウの湿原型で、葉が細いのが特徴です。この写真からも葉の細さが確認できます。

その他、
スイランヤマラッキョウが咲いています。
●背を低くしたミミカキグサが咲いています。
キセルアザミ、スズカアザミなどが咲いています。
●ウメモドキ、センリョウ、ソヨゴなどの赤い実が目立つようになりました。




【2023.11.09】

 ヒメカンアオイが咲き始めました。
 ヒイラギが咲き始めました。
 大規模植生回復作業が始まりました。

 湿原周辺の雑木林では、ヒメカンアオイが咲き始めました。
花は落葉に埋もれるように咲くので、落葉を掻き分けて花を確認することになります。
今から3月頃まで、雑木林のあちこちで花を見ることができます。
なお、ここではイワタカンアオイも見ることができますが、まだ蕾の状態です。

 湿原周辺の雑木林縁では、ヒイラギが咲き始めました。
木に近づくと、柔らかな良い香りがします。
NHK中継所がある湿原背後の尾根まで登ると、この古木が見られます。
古木になると、葉の鋭い刺はなくなり全縁の葉となります。

 今季の大規模植生回復作業が11月7日(火)より始まりました。
作業は毎週火曜日の9:00〜11:30まで実施しております。(3月までを予定)

【ボランティアを募集しております】
興味のある方は、葦毛湿原の掲示板がある広場までお越しください。
お越しの際は、写真に写るオレンジ色のベストを着た者に、HPを見てボランティアに来たと伝えてください。
持ち物:作業ができる服装、手袋、長靴、飲み物。


その他、
スイランが多く咲いています。
ヤマラッキョウが咲いています。
●背を低くしたミミカキグサが咲いています。
キセルアザミ、スズカアザミなどが咲いています。
ヌマガヤの穂が目立ちます。
●ウメモドキ、センリョウ、ソヨゴなどの赤い実が目立つようになりました。



【2023.11.03】

 スイランが多く咲いています。
 ヤマラッキョウの蕾が膨らんでいます。

 湿原内のあちこちで、スイランが多く咲いています。
花は2,3日でしぼんでしまいますが、多く枝分かれした先端に次々と花を咲かせるので長く楽しめます。
そして、この鮮やかな黄色の花は、秋の湿原を彩ってくれます。

 「散策路図」の18番付近では、ヤマラッキョウの蕾が膨らんでおり、今にも咲きそうです。
写真の下部は少し貧弱で、花数が少ない個体です。
近年、株数が減ってきているのが気になるところです。

その他、
●背を低くしたミミカキグサが咲いています。
キセルアザミ、スズカアザミ、サワヒヨドリなどが咲いています。
ヌマガヤの穂が目立ちます。
●ウメモドキ、センリョウ、ソヨゴなどの赤い実が目立つようになりました。



2023.01‾02 2023.03 2023.04 2023.05 2023.06 2023.07
2023.08 2023.09 2023.10 2023.11 2023.12

●過去の観察記録へ